« 朝から♪~の気分です。 | トップページ | 罠にはまったリン »

2006年8月23日 (水)

パンのミミとおばあちゃん

P1000559

リンはパンのミミが好きです。
毎朝私達がパンを食べているとガラス戸まで近付きチョコンとお座りして待っています。
ミックはパンのミミにはまったく興味をしめしません。

何故にリンはパンのミミに執着するのか?
おそらく 野犬時代の主食がパンのミミで有ったのでは?と推測されます。

パンのミミは人間の手によって作られる。ならば誰にもらっていたのか?と云うわけでこんなストーリを思いつきました。

私の名はリン
(リンとパンのミミとおばあちゃん)

朝一番私達がすることは巣穴から出ると直ぐに池の端に在る老人施設に向かいます。そこの一つの部屋の窓から決まってパンのミミが私達に投げられます。
私達は争ってパンのミミを奪い合います。

おばあさんは それを楽しそうにニコニコしながらながめていました。

Photo_27 「○○さん 野犬にエサあげないで下さいね。」
時々おばあさんの世話をしている人がこう注意しています。
「はいょ はいょ」と軽く返事をしてクルリと私達の方を向くと 可愛くチョコンと舌を出して
「お前達も 生きなければならないだろ お前達にエサをやると怒られるんだけどね。

住みにくい世の中だよね。イヤダイヤダ・・・」と云ってパンのミミを投げてくれるのでした

そんな平穏な日々が過ぎた頃 暑い暑い日の事でした。

ピィポー ピィポーと けたたましいサイレンを鳴らした車が この施設にやって来ました。
その日を境に おばあさんの部屋の窓が開くことは無くなりました

季節の良い日は遠足やハイキング 観光客で賑わいますが この暑い季節パタリと来なくなります。
おばあさんの投げてくれる毎朝のパンのミミは私達にとって唯一の毎日有りつける食事だったのです。

面白かったらぽちっとお願いします。

愛の手を

|

« 朝から♪~の気分です。 | トップページ | 罠にはまったリン »

コメント

絵もお上手だし、絵本にでも出来そうな勢いですね~。ワンコたちに対する人間の身勝手さを描いた絵本なんてどうでしょう。パンの耳。歯ごたえがいいのか、好きなワンコもいますよね。ウチのまろは柔らかいところが好きですが、ななは食パンは見向きもしません。

投稿: maromama | 2006年8月25日 (金) 21時21分

ちゃあ様へ
リン物語の感想を寄せていただきとても嬉しいです。リンの目線で物語を語らせています。おばあちゃんの死をにおわせながらリンは自分のお腹の空き具合を心配させ語らせました。
おばあちゃんのセリフは私の思いを語らせています。

投稿: リンママ | 2006年8月24日 (木) 20時27分

リンとパンのミミとおばあちゃんのお話を読ませていただいて、リンママさんの生き物に対する愛情を感じます。
ミックちゃんが、パンに一切興味を示さないのは不思議ですね・・・あまり食べ物に執着しないのですか?
最近の写真、リンちゃんカメラ目線が増えてきましたね。

投稿: ちゃあ | 2006年8月24日 (木) 15時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 朝から♪~の気分です。 | トップページ | 罠にはまったリン »